KINOの雑な映画鑑賞記録 

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『トレーサー』1話視聴 あらすじ

韓国ドラマ『トレーサー』1話をU-NEXTで観た。

youtu.be

2023年4月28日(金)からU-NEXT限定で配信が始まっていたらしい。

主演はボーイズバンド『ZE:A』のイム・シワン。

イム・シワンは『ミセン-未生-』や『他人は地獄だ』などのドラマで活躍しており、最近だと2023年1月6日に公開された『非常宣言』にも出演している。

私は『ミセン-未生-』はまだ視聴できていないのだが、『他人は地獄だ』を観てからイム・シワンが出ている作品には興味津々なのだ。

というわけで『トレーサー』の第1話を鑑賞した。

話は2017年から始まる。雪の降る寒そうな夜、どこか焦点の定まらない虚ろな表情の男性がどこかを見つめている。彼がファン・ドンジュ(イム・シワン)だ。

彼が立ち尽くすのは、事故現場で、彼の父であるファン・チョンミル(パク・ホサン)が車ごとガードレールを突き破り川へ転落した現場だった。ファン・ドンジュが幼いころ、父ファン・ヨンチョルはPQグループの常務として働いており、裏金やロビー活動の内部告発をしたが、裁判で敗訴した過去があった。「財閥の前では法は機能しない」ことを知った幼いドンジュ。大人になった彼は、大企業の不正な金を管理する資金管理を担当し、業界トップの会計士として働くようになるが、未だに権力に逆らった父親を理解できずに責め続けていた。しかし、父親の死をきっかけに会計士を辞め、国税庁の公務員になる。南州(ナムジュ)地方国税庁に配属されたドンジュは、瞬く間に業績を上げて、4年後の2021年に国税庁の本庁に配属されるが、そこは"ゴミ置き場"と呼ばれる国税庁租税5局だった。配属の前日に5局を下見するために訪れたドンジュ。

その頃、国税庁は、ドン証券のヤン会長に手を焼いていた。ヤン会長は、偽造社債の発行で3万人もの詐欺被害者がいるにもかかわらず口座残高が足りないという理由で支払いを拒否し続けてた。しかし、隠し口座の存在が国税庁に発覚してしまいそうになり、急いで隠し口座の金10億ウォンを自宅に隠していたところを張り込みしていた記者に見つかって、スクープになる。自宅に隠された10億ウォンを回収する仕事が5局に回ってくるが、ヤン会長は3局課長のチョン・ジョンイル(チョン・ベス)と繋がっており、見つからないところに10億ウォンを隠してしまっていた。

ヤン会長の自宅で10億ウォンを探す5局だが、見つからずに批判にさらされていると、ドンジュが現れる。2ヶ月前に離婚した妻の経費に、自宅の内装工事費用が入っているのを怪しんだドンジュの指示で家の壁を検査し直すと、急遽取り付けられたような怪しい柱を見つける。ドンジュが持っていた金槌で柱を叩き壊すと、見つからなかった10億ウォンが発見された。